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日本語の構成
日本語は、基本となる50音の組み合わせで言葉がつくられています。50音は、「あ」「い」「う」「え」「お」の母音のみで成り立っている音と、この5つの母音に子音が結びついて成り立っている音とで構成されています。そのため、日本語は原則的に各音が母音で終わっており、子音が多く使われる英語などに比べて、母音の使用頻度が高いのが特徴です。
母音は口の内部を通る息を舌や唇などで妨げない状態で発音する音で、ひとつの音を長く出し続けていることができます。これに対し子音は、舌や唇などで口の内部を閉鎖したり狭くして、息の通りを妨げながら出す音で、長く出し続けることができない瞬間的な音です。この両方の境界領域に入る音を半母音といいます。
また、発声するときに声帯の振動をともなうものを有声音、振動をともなわないものを無声音といいます。母音と子音の発音を有声音と無声音で分けてみると次のようになります。
● 有声音
母音(あ、い、う、え、お) 半母音(や、ゆ、よ、わ のように子音の役割をする短母音) 子音(な、ま、ら、が、が[鼻濁音]、ざ、だ、ば、各行の子音)
● 無声音
子音(か、さ、た、は、ぱ各行の子音) |
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