|
アニメのセリフを練習してみましょう!
●次のセリフは、アニメ用台本のセリフ部分です。状況を的確に捉えて、マリアとクマの役を演じ分けましょう。
「未来の国からきたチャッピー」 (小学校から帰ってきたマリアは、部屋の隅にクマのぬいぐるみをみつける) マリア「あれっ? このクマ何だろう? お母さんが誰かからもらってきたのかなー? きゃっ、動いた!」 クマ「ふぁー、よく寝た。あれ? ここはどこ? きみは誰?」 マリア「わたしマリア。いきなり人の部屋で寝てるなんてそっちこそ誰なの?」 クマ「ぼくは未来の国からきたクマのチャッピー。しばらくマリアちゃんちに居させてね。そのお礼に、マリアちゃんが困っていたら助けてあげるよ。」 マリア「助けるって、どうやって?」 クマ「ふふっ。ぼくは魔法が使えるのさ。1日1回だけって決められてるけどね。」 マリア「わー、本当? わたし今、いちごのケーキが食べたいな。」 クマ「そんなのダメだよ。困っていることにしか魔法は使っちゃいけないんだ。」 マリア「じゃぁ、算数の宿題をやって。難しくて困ってたの。」 クマ「それはマリアちゃんのためにならないからダーメ!」
[解説] アニメの作品の場合、架空のキャラクターを演じるので、思い切り自分の個性を活かして演じることができます。そのため、ハマリ役といわれるほど声優とキャラクターがぴったりくることもありますが、これは偶然でもなんでもないのです。声優がキャラクターをよく理解して、さらに自分なりにつくりあげていった結果、絶妙な演技が生まれるのです。
「生まれたところ」「好きな食べ物」「苦手な動物」「得意なこと」……などの情報をあらかじめ頭に入れておき、後は「猫が苦手なkのキャラクターはこんな声を出しそう」とか「チョコレートが大好きなこのキャラクターはちょっとかわいらしく」と、想像力を働かせて声をつくってみましょう! アニメキャラクターのオーディションは新人が抜擢されることも少なくありませんが、やはり実力を伴っていればこそです。がんばりましょう! |
|
|
声優養成トレーニング教材 地方にいて、養成所へ通えない!!養成所へ入る前に少しでも訓練をしておきたい!!そんな読者の方のための、松濤アクターズギムナジウム監修の声優養成トレーニング教材(15‚000円税込み)です。詳細は雷鳥社までお問い合わせください。
|
|