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古典の効能

遠き世の、しなやかな人々。

遥か昔の人たちも、恋や人間関係に悩んでいました。
いったいどのように心を整え、乗り越えていたのでしょう。
古典への難しそうな印象が変わる、柔軟で強い生き方を
『万葉集』『枕草子』『古事記』から紹介します。

本を読むことによる問題の解決や癒しを目的とした、
「読書療法」を提唱する著者の古典エッセイです。


〈好転〉〈戦略〉〈洒脱〉〈遭遇〉〈喪失〉
5つのテーマにもとづいて、
20のエピソードを集めました。

各エピソードの終わりでは「今の生活に役立つヒント」として、
心理カウンセラーの立場から登場人物の考え方や行動を解説します。


目次

好転
清少納言の視点 ―喜びを数え上げる
赤猪子の決意 ―誰も責めないまっすぐな心
清少納言の不安 ―捉え方を変えてみる
伊邪那岐の直視 ―愛する人が変わり果ててしまったら

戦略
定子の真意 ―清少納言の実力を引き出した問いかけ
清少納言の機転 ―望まない戦いを挑まれたら
額田王の本心 ―余計な詮索を防ぐには
大伴家持の直球 ―天才歌人が恋人に贈った素直な言葉

洒脱
石川郎女の受容 ―不満や悩みを打ち明けられたら
大神朝臣奥守の友情 ―怒りをぶつけずにすむ方法
笠郎女の内省 ―ユーモアを交えて自分を眺める
定子の細心 ―人の上に立つ者の気づかい

遭遇
但馬皇女の不測 ―思いがけない行動をとってしまったら
石之日売の投影 ―隠れた願望に気づく方法
鏡王女の隠水 ―心を水にたとえる
定子の配慮 ―望まない出来事が起きたとき

喪失
大伯皇女の傷心 ―自然の中に大切な人の姿を重ねる
防人の妻の郷愁 ―居場所がなくなってしまったら
ある妻の花橘 ―死との向き合い方
清少納言の没頭 ―ものを書くことによる癒し

コラム
古事記 万葉集 枕草子 定子の生涯


出版時期:2021年12月中旬
著者:寺田真理子(てらだ・まりこ)
監修:林望(はやし・のぞむ)
ISBN:978-4-8441-3782-5 C0091
仕様:四六判変型(H188×W120)/仮フランス装/2C/192ページ
予価:1700円+税