奇想天外な目と光のはなし
見える世界はこんなに違う!
脳をもたないクラゲ、真っ暗な深海を漂うダイオウイカ、
首を頻繁に動かすフクロウ、ごみ袋を透視するカラス、
岩に固着すると視力を失うフジツボ、彼らはどのようにものを「見て」いる――?
心理学、光学、工学の横断領域にあたる「視覚心理学」を研究する著者が、
光や色の特性、目の仕組み、さらには世界中の動物たちの目の構造や特性についても調べ、
「これは面白い!」と思った話題を掻き集めた、知的好奇心をくすぐる一冊。
ダーウィンを困らせた「目の進化」から、動物たちの「見る・見られる」の攻防戦、
蛍光色や輪郭線が目立って見える「視覚の不思議」まで、“目から鱗”のトピックが凝縮。
生物進化論、視覚心理学、光学をまたいで、
目と光が織りなす奇想天外な世界を旅してみませんか?
- 著
- 入倉隆
- 価格
-
¥1980(本体¥1800+税)
- 仕様
- 四六判、並製、216p、2C
- ISBN
- 978-4-8441-3784-9
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