父さん、四〇歳 詩人になる。五〇歳 写真家になる。
父さんだって夢を見ても、いいじゃない
父さんは、君らを撮る写真家になりたい。君らをうたう、詩人になりたい――。40歳で詩人になり、50歳で写真家を目指している「父さん」。夢ばかり追い続ける「しかたがない父さん」は、カメラを片手に娘「はるひ」と息子「うた」の写真を撮り続けています。本書はその4年間の記録です。挫折や葛藤の中で父さんは悩み苦しみ、家族と人生への切ない賛歌を撮り、うたいます。大切なひとを持つ、すべてのひとに読んでいただきたい写真集。好評中の『てるてるはるひ 父さん晴日を撮る。』第二弾です。