あじわう文学レッスン 文字と符合からひも解く小説のしくみ
『やさしい文学レッスン』に続く【文学レッスンシリーズ第2弾】
芥川賞・直木賞受賞作家の人気作品や、誰もが知る近現代文学作品を「ミクロ」と「マクロ」の視点でじっくり読み解く。文章の工夫・作家の意図・場面の演出・語り手の力など様々な切り口で作品を考察し、文学をより味わい深く楽しむための入門書。・ひらがな、漢字、カタカナ、ある場面で選択する文字が作品の印象をガラリと変える?・サスペンスやユーモア、緊張感を演出するムードはどうやって作り出されている?・なぜ私たちは、小説を読むとハラハラドキドキするのか?・意図的に挿入される長文や短文などはどんな効果をもたらすのか? etc...
著者プロフィール
小林真大(こばやし・まさひろ)
山形県生まれ。早稲田大学卒業。IB JAPANESE オンラインスクール代表。現在インターナショナルスクールで国際バカロレアの文学教師を勤める。また、オンラインで海外子女への指導も行っている。著書に『文学のトリセツー「桃太郎」で文学がわかる! 』(五月書房新社、2020年)、『「感想文」から「文学批評」へ:高校・大学から始める批評入門』(小鳥遊書房、2021年)、『生き抜くためのメディア読解』(笠間書院、2021年)、『やさしい文学レッスン 「読み」を深める20の手法』(雷鳥社、2021年)など。 ホームページ:https://www.ibjapanese.com/